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妊娠糖尿病院を放置していませんか?

  • 2019年9月24日

日曜日は”女性ヘルスケア研修会”受講のため日帰りで東京に行ってきました。

妊娠高血圧症、ホルモン補充療法、摂食障害などボリュームたっぷりの内容で、昼休みはランチョンセミナー形式だったので、美味しいお弁当は食べましたが、ほとんど休憩時間なく勉強してきました。

そこで今日は勉強してきた『妊娠糖尿』のお話📚

妊娠糖尿病は妊娠初期の採血検査や、中期の糖負荷試験で診断されますが、実際のところ、検査内容は施設によってまちまちで、僕が大学病院にいた頃から色々議題に上あがるほど、一般的な検査で十分かどうかが疑問視されています。そこで、昨日はほとんどが産婦人科の先生という完全なアウェイ感の中、色々と産婦人科の先生に質問をしてきましたが、やはりどこの施設も手探りな印象でした。なかなかすべての妊婦さんにA1cを測定したり、糖負荷試験をするのは大変かもしれませんが、当院では少しでも皆さんが安全に元気な赤ちゃんが出産できるように、積極的に呼びかけしていこうと思いました。

では、本題です。

妊娠糖尿病は妊娠を契機に始めて診断される糖代謝異常です。妊娠前から糖尿病の場合はや明らかな糖尿病の合併症が存在する場合は”糖尿病合併妊娠”といって別物として扱います。

 妊娠中は糖尿病の内服薬が使えないうえ、妊娠週数が増すにつれて血糖値が上がりやすくなるので、場合によってはインスリンによる血糖コントロールが必要です。しっかりコントロールできていないと、流産や早産の原因になったり、赤ちゃんにも合併症が出ることもあります( ̄◇ ̄;)

出産後は大半は血糖値はが改善しますが、後にメタボリックシンドロームが発症する頻度は約4倍、糖尿病を発症する頻度は7〜8倍と多いんです。

なのに・・・😢子育てに追われるのも原因にあるのだと思いますが、意外と再診してしっかり経過観察を行っていない人が多いんですよねー🆘

今日はここまで😁!!今後は妊娠糖尿病の管理の仕方やお子さんへの影響など少しずつ詳しく説明していきますね!

池田内科御池クリニックでは妊娠糖尿病の評価、妊娠糖尿病の指導、治療を行っています。気になる方はお気軽にご相談くださいね。

今日もみんなに幸せライフ🍀

 

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