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世界保健機構(WHO)は1月14日、中国当局からの情報提供を受け、中国の武漢市で発生している原因不明の肺炎の患者から検出されたウイルスは、新型のコロナウイルスと確認されたと明らかにしました。
コロナウイルスは、過去に大流行を起こしたSARS、やMERSを引き起こす病原体で、今回の新型はこうしたコロナウイルスと多くの共通点があると言われています。
さらに、厚生労働省は1月16日、中国の湖北省武漢市武漢市に滞在し、日本に帰国した日本人男性から新型コロナウイルスが検出されたと発表しています。中国では、原因不明のウイルス性肺炎の発症が相次いでおり、死者も出ていますが日本国内で新型肺炎患者の発生が確認されたのは初めてだそうです。
ヒトからヒトへの感染性は高くなく家庭内や病院内での濃厚な接触といった限定的な環境では感染しうると考えられており、現時点では爆発的に世界中に広がる可能性は低いと予想されています。
話は変わりますが、ついに当院でB型インフルエンザが出ました。インフルエンザA型の流行はやや落ち着いた印象ですが、次はB型インフルエンザへの注意が必要です。
その患者さんは感冒症状と37度前後の微熱で来院されました。鼻水、倦怠感にて市販薬を内服されていましたが、食欲が出ない、少しふしぶしが痛い気がするという症状でした。咳はそれほどでないということでしたが、念のため行ったインフルエンザ迅速検査では上記写真のようにB型インフルエンザが陽性でした。
週末にはセンター試験が行われるほか、受験シーズン真っただ中です。この時期は年末年始の疲れのせいか、インフルエンザはもちろん、風邪や、喘息、肺炎など色々と体調を崩しやすい時期です。‘‘風邪は万病のもと!!‘‘
手洗い、うがいをしっかり行って予防し、我慢せず早い目に受診することをお勧めします。
『池田内科御池クリニック』、木曜日や土曜日は午前中、その他の日は夜の20時まで診療します。予約は不要(女性外来は除く)ですので、気になる症状があればいつでもご来院ください。
今日もみんなに幸せライフ🍀
京都市役所からすぐ中京区の糖尿病専門医池田内科御池クリニック公式ブログ