先日、医師府医師会で産業医講習のために行われた、『歯科予防活動について』の研修に参加してきました。前回のブログで、「今度は糖尿病のお話をする・・・」と言ってたのでは？と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そうです！！今日は糖尿病と歯について📚のお話です。

糖尿病が歯周病を悪化させるのはご存じでしょうか？さらに歯周病を治療することで糖尿病の方の血糖コントロールがよくなることも知られています。

高血糖による脱水で口腔内が乾燥し唾液の自浄作用が低下することで歯肉に炎症が起こりやすくなります。また、血糖値が高くなると、白血球の動きが悪くなったり、殺菌の力が低下することで歯周病の原因菌が繁殖しやすくなるからです。

また、歯周病のある方は、その炎症によって、膵臓から分泌されるインスリンの感受性が低下し、血糖値を悪化させてしまうのです。

さらに、歯周病のため歯が悪くなると、堅いものが食べれなくなる方も多いのも問題です。しっかり噛むことが出来なくなると、どうしても柔らかい麺類が増えるなど、食事のバラエティーが減ってしまうのも糖尿病悪化につながる事があります。

『池田内科御池クリニック』では、院内で口腔環境をチェックし、歯周病の有無や口臭の有無を確認できる機械を導入しています。また、地域の歯科医院の先生と連携をとることで歯周病予防にも力を入れています。歯は健康にとって非常に大切です。美味しく食べて、健康な体を維持するために一度、歯周病チェックしてみてはいかがですか？

今日もみんなに幸せライフ🍀

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