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更年期と糖尿病の深い関係。

  • 2020年6月23日

急に暑くなり今日なんかは梅雨というより真夏のようないい天気ですね「昨年の今頃は何をして過ごしていたのかな?」と思って、写真を見かえしてみると、5月末に勤務先であった右京区の内田病院を退職し、開業準備をしながらあれこれバタバタ。クリニックの名称を決めたり、クリニックの床に使用する木材を探しに出かけたり、クリニックに飾る絵を見に行ったり・・・。

だいぶ昔のことのように思うから不思議なものです。

この時期食べたくなるトマトとタコの冷静パスタを食べている写真も出てきました。フラックペッパーたっぷりでスパイシーな味付けで食べるのがお勧めです。パスタやワインボトルの後ろに、かすかに映っている積み上げられているのは、現在クリニックの受付カウンターに使っている、人工大理石のサンプル。これを決めるだけでも分厚さ、素材など色々悩んだのが懐かしいです。

 

ところで・・・暑くなってきたのもあり、当院には、夜間のホットフラッシュによる睡眠障害のために来院される患者さんが急増しています💤

実は、更年期女性の約半数が睡眠の悩みを抱えていると言われています。加齢とともに睡眠は浅く短くなりますが、更年期症状である、のぼせ、発汗、動悸などがきっかけとなり、深く眠れないことが多いようです。更年期における女性ホルモンの乱れだけではなく、家庭や社会での様々なストレスも関係している可能性があります。

実はこの睡眠、糖尿病とも深い関係があることが報告されています📚

例えば、睡眠時間が7時間から8時間の人を基準に考えると、5時間以下の人は糖尿病発症リスクが約2.5倍、 また、睡眠時間が9時間以上の人でも約2倍という報告もあり、睡眠時間が短すぎても、長すぎても糖尿病の発症率が上がることが予想されます。

また、睡眠不足が慢性化することで、糖尿病だけではなく、メタボリックシンドロームのリスクが上昇するという調査結果もあります。

さらに、最近は血糖コントロール改善や、ダイエットのために炭水化物制限をされている人が多いですが、これも睡眠障害を引き起こすこともあるため注意が必要です。炭水化物制限はしっかりとしたルールのもと行うことで、血糖コントロールや体重減少に期待ができますが、急激に糖質を減らすと低血糖状態に陥りやすくなり、抵抗力が弱まる、筋力が落ちるなどの弊害が出て、睡眠不足や体調不良を引き起こすこともありますので、あせらずに、徐々に制限していくことが重要です。

 

『池田内科御池クリニック』では、糖尿病専門医として、1型糖尿病、2型糖尿病、妊娠糖尿病の治療を行う一方で、女性ヘルスケア専門医として更年期障害に対し、ホルモン補充療法、漢方、プラセンタ、エクオール、点滴などでの治療を行っております。また、更年期障害と思っている症状の中に、糖尿病や甲状腺疾患などが潜んでいる方も沢山おられます。なかなか良くならない気になる症状でお悩みの方は一度ご相談下さい。

今日もみんなに幸せライフ🍀

 

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