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先日、十五夜の日に『末富』さんのお団子をいただきました。

何も考えずに蓋を開けたので、びっくり!
完全に十五夜ということを忘れていたのですが、こんなに可愛いお団子が出てきて、妻も娘たちも大喜びでした😊

せっかくなので、十五夜について少し調べてみました。
十五夜は、1年で最も美しいとされる「中秋の名月」を眺めながら、作物の収穫に感謝する日本の伝統行事です。
丸いお団子は満月に見立てたもので、収穫への感謝や、これからの幸福を願う意味があるそうです。
こういう季節の行事って、改めて調べてみると面白いですね。
そして、十五夜が過ぎると、いよいよ秋本番。
長い雨がおさまり、やっと今日から京都は晴れました。朝晩は少しずつ涼しくなり、体調を崩しやすい季節にもなってきました🍂
秋になると気になる「インフルエンザ」
10月になると、インフルエンザワクチンを考える方も増えてきます。
京都市では、令和8年度の高齢者インフルエンザ定期予防接種が10月1日から令和9年1月31日まで実施されます。
もちろん、ワクチンを受けたからといって感染症にかからないわけではありません。
手洗い、十分な睡眠、バランスの良い食事など、普段から体調を整えておくことも大切です。
そして、糖尿病の患者さんには、この時期にぜひ知っておいていただきたい言葉があります。
それが「シックデイ」です。
糖尿病の「シックデイ」って?思った方もおられるかもしれません。
という事で、今日は少し、「シックデイ」について説明します!
「シックデイ(sick day)」とは、糖尿病の患者さんが風邪やインフルエンザなどの感染症にかかったり、発熱、下痢、嘔吐、食欲不振などによって、普段のように食事がとれなくなった状態のことをいいます。
「食べられないんだから、血糖値も下がるんじゃないかな?」
そう思われる方も多いのですが、実はそう単純なものではありません。
病気になると、体はストレスを受けます。
その影響で血糖値が上がりやすくなる一方、食事がとれないことで、普段と同じ薬やインスリンを使うと低血糖になることもあります。
つまり、
食べていないのに血糖値が高くなる
ということもあれば、
食べられないのにいつも通り薬を使って低血糖になることもあるのです🆘
そのため、糖尿病の患者さんにとって、発熱や胃腸炎などの「体調不良」は、いつもより少し注意が必要なタイミングです。
ではシックデイになったら、まず何をする?と良いでしょうか?
基本となるのは、
① 水分をとる
② 血糖値を確認する(自己注射をして血糖測定をしている人)
③ 食べられる範囲で食事をとる
④ 薬やインスリンについて、あらかじめ決めておいたルールに従う
ということです。
特に大切なのが、薬を自己判断で全部中止しないことです。
糖尿病の薬には、食事がとれないときに低血糖を起こしやすいものや、脱水時には注意が必要なものがあります。
一方で、インスリンは種類や患者さんの状態によっては、食事がとれなくても中断してはいけない場合があります。
そのため、あらかじめ
「熱が出たらこの薬はどうする?」
「食事が半分しか食べられなかったら?」
「インスリンはどうする?」
ということを、元気なときに主治医と確認しておくことが大切です。
「元気なときに準備しておく」が一番の予防です!!
十五夜のお団子をきっかけに、今回は「予防」について考えてみました。
予防というと、「ワクチンを受ける」「健康診断を受ける」
といったことを思い浮かべますよね😁
でも、糖尿病の患者さんにとっては、
「病気になったとき、どうするかを元気なうちに決めておく」
ことも大切な予防です。
これからインフルエンザや風邪、胃腸炎などが増えてくる季節です。
「もし熱が出たら?」
「食べられなくなったら?」
そんなときに慌てないよう、今のうちに一度、主治医とシックデイについて確認してみてください。
また、分からないことはいつでもお気軽にご相談下さい。
そして、食べ過ぎには気をつけて秋の味覚を楽しむことも忘れずに🍠🍎🍇
健康のためだからと、何でも我慢する必要はありません。
季節のものを美味しく食べて、家族との時間を楽しみながら、できることを少しずつ。
食欲の秋、運動の秋、読者の秋🍂
「楽しく続けられる健康管理」を、当院でも一緒に考えていければと思っています🍀